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伊坂幸太郎著「死神の浮力」を読む

7伊坂幸太郎著「死神の浮力」を読みました。

映画にもなった「死神の精度」の続編で、ある人が「それなりに」生をまっとうしたかを調べ、事故などで死を与えたり、寿命を延ばす調査員という仕事を、太古からやっている「死神」(人間界の名前では千葉)が登場します。

以下ネタバレあり。

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電子書籍BooklLive!ストアに対応しました

凸版印刷系の電子書籍ストアBookLive!に対応しました。
現在は、作家別の登録リストページへのリンクを、BookLiveという形で、各記事ページ(著者別)右上の、ストア毎の一覧の項目にに張ってあります。

2013/5現在、在仙小説家関連では、伊坂作品が20点、瀬名作品8点のほか各作家2-3点があります。

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三浦明博著「サーカス市場」を読む

三浦明博著「サーカス市場」を読みました。

仙台にある「サーカス市場」という裏稼業が跋扈する市場の、怪しい人物たちに引き寄せられる「ふつうの人々」。

男が女で、女が男?妖しい「美形」に引き込まれるサラリーマン、殺された父親が、その市場だけで見せた知らない顔に興味を持つ息子、膝をへし折る音に快感を持つアブナイ男。。。

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12/5伊坂幸太郎著「残り全部バケーション」発売

12月5日、伊坂幸太郎著、「残り全部バケーション」が発売予定です。各ネット書店で予約受付中。

人生の<小さな奇跡>の物語
夫の浮気が原因で離婚する夫婦と、その一人娘。ひょんなことから、「家族解散前の思い出」として〈岡田〉と名乗る男とドライブすることに──(第一章「残り全部バケーション」)他、五章構成の連作集。

表題作は以前2008年の雑誌に掲載された作品のようですが。例のよって、いくつかの話をどのように紡いでいくのか、楽しみですね。

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7/20佐伯一麦・古井由吉著「往復書簡 言葉の兆し」発売

7月20日、佐伯一麦・古井由吉両氏による、「往復書簡 言葉の兆し」が発売になります。1575円。

仙台近郊で震災に直面して以後、被災地から言葉の快復を問う佐伯と、「震災後」と「終戦後」の風景を重ねつつ差異を見出し、歴史を遡ることでその恢復を試みる古井。

という往復書簡集形式のエッセイ。2011年の5月から朝日新聞に掲載されたもの。

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三浦明博著「五郎丸の生涯」7月18日発売

三浦明博著「五郎丸の生涯」が7月18日発売になります。

秋田犬・五郎丸は、いく人かの飼い主を得ることになった。その生涯は幸せだったのか。乱歩賞作家が動物を通して人間を描いた連作集。

とのことです。そういえば、伊坂氏も動物視点の作品を出していますね。

講談社刊。1575円。 “三浦明博著「五郎丸の生涯」7月18日発売” の続きを読む