SNS時代のウエブサイト
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SNS時代のウエブサイト
このページでは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)興隆時代における、ビジネスに役立つ、ウエブサイト(ここでは、ブログといわゆるホームページの総称ということにしておきます)の構築について書いています。
尚、ページの最後で、リーズナブル価格の、お薦め構築システムや、レンタルサーバーのご紹介もしています。
SNSはフロー、ウエブサイトはストック
ソーシャル・ネット・ワーキング・サービス(SNS)が普及して、Facebook(ページ含)やツイッターなどを使うこと自体が、目的化している感がありますが、ビジネスの上では、SNSはあくまでも手段の一つです。もちろん、SNSは、顧客や、顧客候補との人たちと、息長く、コミュニケーションをとったり、生の声を拾っていくには、大変有用です。
ですが、サービスや製品の事を、早く知りたいと思っている顧客やユーザー候補のニーズを、全て満たせるかというと、そうではありません。
SNSは、情報のフローで、コミュニケーションのツール。リアルタイム、素早い反応で力を発揮します。従って、常時対応してこそなのですが、担当者が置ける大企業は別として、中小の企業で、SNSばかりに集中、とはいきません。
また、Facebook上の検索では、人名や企業名などのアカウントで検索できますが、製品名とかトピックで検索することができません。タイムラインは、じっくりと、人物なり企業・ブランドの経緯を辿るにはいいのですが、一覧的に眺めたり、素早くキーワードを見つけることが難しくなっています。
ツイッターでは、検索は可能ですが、140字以内で説明しないといけないですし、タイミングを逃すと、大量のつぶやき情報の中に沈んでしまいます。
まずウエブサイト、それからSNS
まだ無名の企業が、サービスや製品の内容を知らしめるには、まずもって、カタログや広報的な内容を、ブログやいわゆるホームページで情報発信することが不可欠になっています。そういうバックヤード、情報のストックを作った上で、フローであるSNSを加えていくのが、効果的な手順といえるでしょう。但し、例外として、SNSが先でも効果が期待できるのは、業務内容やサービスメニューが規定されていて明らかな「士業」「コンサルタント」系。
こちらは、ウエブサイトは後回しでも、SNSで、人となり・パーソナリティーを知らしめ、つながりを広げる事で、それなりの効果が期待できるでしょう。
ウエブサイトの充実・・・ホームページ+ブログ
さて、まずは情報のストックとして、検索されやすく、整理された、分かり易いウエブサイトをどう作るか、ですが、ビジネスでは時間とコストの制限の中で考える必要があります。固定的内容の数ページを自分で作るなら、「ホームページビルダー
ただ、お決まりのテンプレートから、オリジナルなものに、あれこれ変えようと思うと、やはりHTML、スタイルシートといった勉強が必要になります。
新製品の情報や日々のニュースがたくさんあり、かつ、まめに書き続けられる、という場合は、時系列やカテゴリ別(ジャンル分け)一覧を自動的に作ってくれる、ブログサービスが効率的です。ただし、日々の情報は、どんどん下に流れていきますので、ブログ・オンリーだと少し厳しいかもしれません。
ある程度の規模の会社であれば、自分で制作するにせよ、業者に依頼するのにせよホームページ(固定ページ)+ブログという構成が基本になるでしょう。
そして、体系的に検索されやすいテンプレートがあり、固定ページと、ブログ機能をまとめて管理できるようにするには、ホームページ制作ソフトだけでは、難しくなります。
無料・低価格なウエブサイト構築ツール
そこで、今ではCMSツールと呼ばれる、ブログ運営ソフトのWordPressや、Movable Type
どちらもMySQLなどのデーベースを使う海外由来のソフトですが、現在は日本語化されています。これらは、レンタルサーバー上などに置いて、固定ページとブログを組み合わせてウエブサイトを構築できるソフトです。
オープンソフトのWordPress3.3xは無料で、標準添付のテンプレートだけでも、カスタマイズがそこそこできるソフトです。
但し、やはり細かいカスタマイズには、プラグインを使ったり、PHPというプログラムの知識が必要になってきます。
また、サポートは無いので、自分で制作するときは、ネット上や本で調べることになります。
Movable Type

また、カスタムフィールドが無いなど、一部制限はありますが、オープソース版Movable Type Open Source(MTOS/無料)もあり、こちらはサポート無しですが、PerlやPHPが多少使えれば、小規模な商用サイトが作れます。
また、上級者の方であれば、VPSサーバーのラピッドサイト

そして、これらWordPress、MTOSであれば、月額500円程度のレンタルサーバーでも、簡易インストール機能がついている場合がほとんどです。
SNSとウエブサイトの連係
ありがたいことに最近のSNSのサービスでは、ウエブサイトの情報を、SNSの投稿などに結びつけるソーシャルボタン(リンクボタン+若干のスクリプト)などが提供されていて、ブログやホームページに、コピペで組み込むことで、見ている人が、簡単に情報を自分のFacebookやツイッターに、引用できるようになっています。ホームページ制作ソフト、ホームページビルダーでは、ソフトの中にソーシャルボタン用のソースが設定済みなので、固定ページであれば、簡単設定可能です。
また、一般の大手ブログ・サービスでは、ソーシャルボタンを追加したり、ブログの更新情報(タイトル+リンク)を、ツイッターなどに自動投稿する機能が、たいていあると思います。
大手ではありませんが、老舗のSeesaaブログ

加えて、ツイッター側の投稿を自動で取り込む機能があり、広告表示も限界まで減らせます(ただしスマホ広告は消せません)。また、ウィジェットも自由に増やせます。
Facebook上にオリジナルなカスタムページを増やしたい場合は、TabImpact

さらに、Movable Type

Movable TypeやWordPressが使えるレンタルサーバー
現在では、月額500円クラスのレンタルサーバーなら、PHP利用は勿論、MySQLデータベースの複数利用、共用SSL、マルチドメインが使え、Movable Type Open Source(MTOS)やWordPressの簡易インストール機能が装備されているのが、当り前になっています。(当然、ソフト購入でMovable Type

・サーバーカウボーイ

・さくらのレンタルサーバ スタンダード

・ロリポップ!(チカッパプラン 詳細はこちら

尚、月額252円のロリポップ!(ロリポプラン 詳細はこちら
