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米国MySpace Musicで無料楽曲ストーリミング

米国ソーシャルネットワークのMySpaceが、新しい音楽サービス「MySpace Music」を開始。ミュージシャンに人気があるというMySpaceの特徴を活かし、大手スポンサーの広告料により、フルコーラスの楽曲を、無料ストリーミングで楽しめるということである。⇒Internet Watch

さらに、Amazonが提供するダウンロード販売により、DRMフリーのMP3データを入手することも可能。ファンの交流やプロモーションだけでなく、レーベル側や演奏者も実利を得ることができる。


このサービスでは、インディーズで系だけでなくEMI、ソニー、ユニバーサル、ワーナーなど大手が、最初から無料で楽曲を提供しているのが特徴。トヨタやマクドナルドなどがスポンサーについていることが大きいが、スポンサーの提供で、ダウンロードも無料になる一部楽曲もあるということである。

#ついに、プロの音楽も無料で入手可能という、広告によるモデルが現れた。現在は、権利の関係で米国のみで利用可能で、日本語版は来年提供ということであるが、聞く側としては選択肢が広がっていい。

一方、アーティスト側からすると、すぐ「ロングテール」で、無名のミュージシャンにも、メジャーになったり、世界進出可能になる、という話が出てくるだろうが、無料はむしろ競争を激しくする。

実際は、マスコミに露出できるような著名人に利益が集まり、中間層や無名新人には、ますます稼ぐのが厳しい状況になるのではないだろうか。もちろん、一発当たる可能性もあるだろうが。