PHSのウィルコムは、2月19日よりPHS回線を利用して、無線LANポイントを自前で持つことができる、「どこでもWi-Fiサービス」を開始すると発表。
これは、W-SIMモジュールを内蔵した、タバコ箱程度の電池駆動可能な小型の無線LANアクセスポイント。PHS回線なので、最大200Kbps程度ではあるが、iPod、ニンテンドーDSiなどでのネット対戦での利用が想定されている模様。無線LAN対応のパソコンでも利用できる。
現状での速度はこんなものとして、気になる料金だが、
利用するには、「新つなぎ放題」（月額基本料3,880円）が必要であるが、本体の割賦払い料金制（W-VALUE SELECT）を利用すると、頭金4500円、月額1,800円の定額で無制限利用となる。
1000円が割賦分らしいので、本体は、少なくとも24,000円以上はするのだろう。一括支払い価格や、その場合の通信料金、割賦終了後の料金などは不明。
尚、PHS電話機にパソコンをつないで、モデムとして利用する場合の、「新ウィルコム定額プラン」（メール関係は全て基本料月2,900円に込み）は、パケット代部分が従量で、0円から最大2,800円までとなり、特にパソコンで使う場合が従来の6,300円より大幅に安くなった。
(2/10追記）発売日が3月5日に延期された。