当初、今年の第3四半期、あるいは10月中にリリース予定と、アナウンスされていたブログ運用ソフト、Movable Typeのオープンソース版(MTOS)は、公式サイトによると、今年の年末に、リリース時期が延期になった模様である。
Movable Type 4.01リリース
サーバーインストール型のウエブ・ブログ運用ソフトMovable Type 4.01がリリースされた。8月の発売後、細かなバグ・フィクスや、管理画面や再構築の動作を改善した。4.0からは、無償でバージョンアップできる。
Movable Type 4では、複数管理者や、複数ブログ、ウエブを統合的に管理できる機能がついて、よりCMS的になった。動作環境は、Perl5.6.1(5.8.1以上推奨)以上及び、SQLite、MySQL4、PostgreSQL8などのデータベース機能が利用できること。PHPもあると尚いい。主なレンタルサーバーで運用可能。
価格は、基本ライセンス(1サーバー、5ユーザ、ブログ数無制限)が52,500円。バージョン3からのアップグレード料金は、21,000円。
尚、9月末まで限定で、基本ライセンスに5ユーザを追加して、通常94,500円が84,000円となる特別価格のライセンスパックも販売している。詳細・購入は⇒シックス・アパートへ
Movable Type 4、8月7日まで入手で22,500円得
7月18日に予定されていた、ブログエンジンソフト、Movable Type の新バージョン4の出荷は、8月8日(水)に延期された。ユーザ・インタフェースの改良や、さらなる要望対応のためとのこと。
これに伴い、1サーバー、5ユーザー、ブログ数無制限の商用ライセンス52,500円の新バージョンを、3万円で旧バージョンから無償アップグレードできるキャンペーンの期限が、8月7日までとなった。
詳細・購入は⇒シックス・アパートショップへ。
MovableTypeのオープンソース版
ブログソフトMovableTypeの開発元であるシックスアパート日本法人のブログで、オープンソース版が検討されていることが明らかになった。
現行ラインのビジネス向きの製品版とは、機能面などで異なるものになるようであるが、オープンソース版も作ることで、さまざまなフィードバックを期待しているようだ。他のオープンソースのブログソフトを意識してのものかもしれないし、せっかくプラグインを作っても、仕様変更のために対応できなくなるという批判に対応したものかもしれない。
MovableTypeがCMS強化の4へ、無償UGキャンペーンも
ブログソフトのスタンダードMovable Typeが、7月18日に、バージョン4にメジャーバージョンアップされることが発表された。現在ベータ版が配布されている。
今回のバージョンアップでは、より商用サイト、大規模サイト向きのCMS(サイト管理)機能の強化が図られた。例えば、入力中記事の自動保存、記事以外のHTML作成機能、複数ブログのポータルページ作成機能、画像・ファイルを含む完全バックアップ、コメント投稿者のアカウント発行などが可能になっている。
また、リッチテキスト作成のWYSIWYGエディターがようやく付属し、HTMLタグを知らなくても記事が作成できる。