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音楽もサブスクリプション(定額制)へ

iPodの成功を受けて、各社が音楽ダウンロード販売を始めているが、今のところ日本では、1曲単位の従量制販売ばかり。リアルネットワークの月額945円の定額ネットラジオは、始まっているが、今のところ、ストリーミングだけで保存はできない。1曲100円ちょいで必要な曲を月に2-3曲なら、従量制の方が無駄がなくてでいい。しかし、大量に聴く人の場合は、料金もばかにならない。ま、以前のCD買い込みと同じなわけだが。

一方、アメリカ・カナダそして台湾のヤフーでは、Yahoo! Music Unlimited(さしずめ無制限大開放と)なるサービスがあって、何曲でも月7ドル程度で聴けるそうだ。制限付きながらCDに焼いたりもできるそうだ。こういう定額会員制のサービスを、サブスクリプションというらしいが、これが今年後半のキーワードになるのだろう。

 日本でも、ナップスター(タワーレコード)が、この秋より、パソコンでひろく使われているWMA形式のデータで、定額制を始めると発表している。各種報道によれば、パソコンだけでなく、ドコモの携帯でも対応機種で、ナップスター定額制に対応する見込みであるという。パソコンで落としておいてから、携帯に転送できれば、パケ代定額の方は必ずしも必要ではなくなるが、どうなるか。対抗上、どこも真似るのではないか。
マイクロソフトも黙っていない。iPod対抗機種のZUNEなる無線LAN付き音楽端末を年末にも、という話がでているので、自ら、定額制のサービスも当然始めるだろう。そうなると、アップルも。。。

もっとも、定額になるから安上がり…で音楽業界すべてOKなのか、という懸念はある。