本ブログは[PR広告]が含まれています

”Google OS”、”無料のWindows”!?

2月23日付けのPCWatchの「笠原一輝のユビキタス情報局」において、”Google OS”、”無料のWindows”の可能性を述べた、興味深い記事が掲載された。
笠原氏は空想である、と断ってはいるが、多くのひとにとっても、うなずけるものだ。


つい最近までは、グーグル社は、マイクロソフト社の牙城であるワープロや表計算などのアプリケーションには、手を出さないではないか、と言われていた。

しかし、グーグル社は、広告料によるビジネスモデルにより、ネットの世界を圧倒するだけでなく、すでにブラウザ利用のワープロ・表計算の無料サービスを開始している。また、法人向けのサービスでさえ、年で数千円レベルで展開し、思い切りOfficeに挑戦状をたたきつけている。

笠原氏によれば、マイクロソフト社も黙って見ているわけでなく、Windows liveというサービスで広告によるビジネスモデルを模索しているらしい。しかし、社内の独立採算制などにより、部門ごとに利害が対立して、社内的に全面的なゴーが出ていないではないか、というのが氏の説。

もっとも、マイクロソフト社の内情はともかく、ビジネスの世界では、深く浸透したWindowsの様々なアプリケーションが、簡単に置き換わるとは思えない。

しかし、個人ユーザであれば、グーグル社(或いはマイクロソフト、アップルどこでもいい)が、残るOSとブラウザそのものを無料公開することを歓迎し、空のハードだけを買って、アップデートやソフトの買い替えや、インストールのやり直しから解放されることを夢見ることもあるだろう。
「空想」が「予想」になる日がくるかも。