本ブログは[PR広告]が含まれています

ロボットスーツ発進!

CNETによると筑波大学大学院の山海嘉之教授の研究を基にした、ロボットスーツのベンチャー会社、「サイバーダイン」が、開発センターの起工式を行った。

同社のロボットスーツHALは、脳から筋肉に神経信号が伝わる時に皮膚表面に漏れ出す微弱な生体電位信号を、装着した機械式のスーツへのパワーユニットの制御に利用して、装着者の能力を補完・増強するもので、障害者の運動支援や、工場などでの重量物運搬などへの応用が考えられるサイボーグ型「ロボット」。


アニメや映画「エイリアン」の中でも重機型のタイプが登場しているたが、バーチャルがリアルとつながり、ついにスーツタイプが実用化された。筋ジストロフィーの患者さんからの問合せも多いといい、年400-500着を生産、レンタル料を月10-20万円に抑えるのが目標とのこと。
尚、同社では理工系の大学院修了者の人事募集も行っている模様。

#同社の社名「サイバーダイン」を見ると、どこかで聞いたような、と思った方もいるでしょうが、これは映画「ターミネーター」に出てくる、ヒト型ロボットを軍事に利用しようとする架空の企業名と同じ。

それを意識したのかどうかは、分かりませんが、以前、山海教授がNHKの特集で、「近づいてくる各国の軍事から、この技術を守らなければいけない」と力説されていたので、あえてその名を使ったのではと想像しています。どうか、民生用でのみ、この素晴らしい技術を生かしていただきたいと思います。