IT（と言っていいのか）大手各社が、無料サービスを拡充し、会員の獲得に努めています。
まず、ヤフーは、ツール「Yahoo!アクセス解析」ベータ版をオープン、無料のYahoo! JAPAN IDを持っていれば、誰でも自分のサイトのアクセス状況をリアルタイムに解析できるようになります。
利用するには、サイトの各ページに解析用コードを設置する必要があります。同様のサービスはグーグルでもありますが、ヤフーでは、リアルタイムであること、また、県別アクセスや経路分析などもできる点が便利に思えます。
一方、グーグル（米）では、各ツールを自分のサイトに簡単に貼り付けるられる「Google Web Elements」を発表。自分専用のページだけなく、公開しているサイトの機能アップに利用できます。当然、無料ですが、アカウント登録が必要です。
また、アドビ(米）では、Flashを利用した、ブラウザ上で作成できる、プレゼンツール「Acrobat.com Presentations」のプレビュー版を公開。ユーザー登録により、無料で利用できます。グループによる共同編集が可能だそうです。これは有料化されるのかな？
上記3つのサービスはいずれも高機能なWebアプリケーションだと思うのですが、それを無料公開し、ユーザー登録を増やすことを狙っているようです。
これまでは有償だったものを、広く無料で公開、ユーザーを集めた後に、どのようなビジネスモデルが待っているでしょうか。