ベータ版の公開が始まった、シックス・アパート
のブログ運営ソフトのMovable Type 5ですが、大幅な機能アップと共に、以前のバージョンと比べて、動作環境も大きく変更になったようです。特に影響が大きそうなのは、
データベースはMySQL バージョン5.0 以上のみサポート
文字コードは UTF-8 のみをサポート
藤本さんによれば、SQLiteでもインスールはできるようですが、正式サポートではありません。PostgreSQLも対象外。
デザイン関連データだけでなく、
カスタムフィールドやカテゴリのデータを書き出したり、過去のカスタマイズ履歴を残したりと、データベースが膨らむ仕様ですから、仕方ないかもしれません。
バックアップが簡便にできるSQLiteでしたが、MTのビジネス向きCMS機能への指向につれて、個人向きの仕様は、削られる方向のようです。（追記）ロリポップ（11月9日より対応）のように、現状MySQL4.xのレンタルサーバーでは、MT5は使えなくなります。
尚、Movable Type Enterprise では、Oracle Database 11g、Microsoft SQL Server 2008も使えます。
文字コードについては、携帯との連係などでシフトJISで組んでいる人は要注意です。また、CGIもPerl 5.8.1 以上、PHP5以上となりましたが、この辺は問題ないでしょう。