ウィルコムから2010年1月、PHSと携帯のW-CDMA(3.5G)方式のドッチニも対応した、スマートフォンHYBRID W-ZERO3が発売予定です。価格、詳細発売日は後日発表。
最初はPHSと携帯を1台でこなす、単なるドッチーモかなと思ったのですが、思い切り機能を詰めこんだ、Microsoft WindowsMobile 6.5搭載のスマートフォンでした。当然マイクロソフトのクラウドサービス「Windows Live Marketplace」「MyPhone」も利用可能。
まず、W-SIM対応GSMモジュール、その気になれば海外で安いカードと差換え可能。
まさに恐いもの知らず。1台で、高音質のPHS、7.2Mbpsの高速データ通信、さらに無線LAN、Bluetoothまで利用可能。
さらにGPS、約500万画素カメラを標準装備。このカメラもホワイトボードを撮影してPDF化したり、簡易OCR機能があるようです。手ブレ防止機能、オートフォーカス。液晶は、480×854ドット、3.5型262,144色 モバイルASV液晶（タッチパネル/バックライト付）。
またWindows Live専用キーがあって、登録もIDパスワード無しで簡単にできるようにするそうです。ワンタッチでメール機能を呼び出せ、受信はプッシュ型で逃しません。
操作系はあえてキーボードはつけず、テンキーのみにしたので、タッチパネル対応の画面操作やスタイラスペンでの利用となりそうです。
まだまだあります。無線LANルータ機能もあるので、PCとの接続はもちろん、ゲーム機などの通信端末としても利用可能。モーションセンサー、USB端子、イヤホンマイク端子を装備。Flash Lite 3.1対応でネットラジオ、動画もそこそこ表示可能。
価格はそれなりになるのでしょうが、例えば職場ではPHSしか利用できず、国内・海外出張が多く、Windowsでのデータをチェックする機会が多くて、現地での電話連絡も頻繁なエグゼな方には、重宝するスマートフォンになるかも。