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”クラウド”OCRがトレンド?Google DocsやEVERNOTEが対応

米グーグルが、Google Docsの機能のひとつとして、アップロードされたPDF、JPEG、GIF、PNGなどの画像ファイル内からフォント画像を読取り、テキストデータとして取り出すOCRサービスを開始したそうです。

今のところ英語、ドイツ語など1バイト系の5言語に限られていますが、いずれ日本語などの2バイト系にも発展するのではないでしょうか。

一方、テキスト、画像、音声まであるゆるデータを、サーバー上に溜め込み、整理できるオンラインメモサービス、エバーノートは、同様のOCR機能を日本語まで対応させました。


日本法人設立にあわせて、関連サービスもサードパーティから発表されています。

いちばん面白そうなのが、お試しエバーノートパッケージ「EVERNOTE スターターパック」を7月2日に発売するソースネクスト。

OCR機能を活かすiPhoneのアプリとして、名刺データをカメラで撮影し、エバーノート上でテキストデータ化する、「超名刺 Business Card Manager」を発表しました(7月上旬発売/30件までの無料版と350円の有料版)。

さらに、名刺データの吸い上げだけでなく、iPhoneに名刺画像を表示させておいて、iPhone同士を差し出すと、名刺データ交換ができるという、面白機能がついています。(わざわざ名刺形式の画像にしなくてもいいような・・・)

携帯の赤外線メルアド交換の様な事を、ビジネスの場でBluetooth経由で行うというもの。実用的な意味より、話題作りで使えそうですね。

#iPhoneだけでなく、様々なスマートフォン、PCからのスキャンやカメラ入力の画像文字を含むデータが、オンラインサービス上でテキストデータ化されて、検索や、ミニデータベース化に利用できることは、さらに手書きデータまで拡張できれば、手書きメモ派の長年の夢が実現するということかも知れません。

一方、現在でも多々あるという携帯カメラなどでの違法コピーが、はびこる懸念もあります。それでも、この流れが止まることはなさそうです。