アップルは日本でもiTunes Storeサイトにおいて、SDまたはHD(720P)映画データの販売、レンタル配信を開始しました。
MacやWindowsパソコン、iPhone、iPadにダウンロードして視聴できる他、今回発売されたApple TV
+ブロードバンド回線+HDMI対応ハイビジョンテレビで、直接ネットからダウンロードしてのテレビ視聴も可能。
現時点では、「トイ・ストーリー3(日本語吹替版)」
、
Time of EVE: The Movie(アニメ「イヴの時間」)、
Blade Runner: The Final Cut (Subtitled)(「ブレードランナー」字幕)など、国内外1000タイトルが利用可能とのことです。
支払いには、国内住所のクレジットカードだけでなく、iTunes Cardも利用できるとのことです。
Apple TVは8,800円で、ブロードバンド回線でネットと接続、ハイビションテレビとはHDMIケーブルでつなぎ、テレビをコンテンツ視聴限定のモニタ代わりにするセットボックス。
iTunesのデータおよびYouTubeビデオ、インターネットラジオ、Flickrなどのデータをストリーミングをテレビで視聴できるようです。また、パソコンやiPhoneにダウンロード済みのデータを、この機器経由でテレビに表示可能。
さらに、iTunesでレンタルまたは購入した、ハイビジョン(720P)などの映画のコンテンツが加わり、放送やレンタルビデオ業界にもかなり影響がありそう。
映画の料金は、InternetWaTchによると、「購入価格は、HD版の旧作および準新作が2000円、新作が2500円、SD版は旧作が1000円、準新作が1500円、新作が2000円。また、レンタル価格は、HD版の旧作が300円~、新作が500円、SD版は旧作が200円~、新作が400円。」とのことです。
レンタルでは、「ダウンロードした映画は30日以内に見始め、見始めた映画は48時間以内に見終えればよく」というシステム。
新作購入については映画館入場料より若干高目ですが、日本の映画会社に配慮したところではないでしょうか。