瀬名秀明、渡辺政隆、押谷仁、小坂健ほか著『知の統合は可能か パンデミックに突きつけられた問い』が、発売になりました。御恵贈頂きまして、早速読みました。
パンデミックについて、従来から専門家と共著を出している瀬名秀明氏を中心に、今回の新型コロナウィルスの教訓を、将来に向けて活かすための根本となる考え方を、どうやって醸成していくかの提言で、専門家のみならず、一般の人にも役立つ資料、読書案内となっています。
タイトルは、難しそうに見えますが、理系・人文系問わず幅広い分野の専門家との分かり易い対談が中心で、読みやすく、ページ下の注釈や、用語集、参考文献が丁寧に付けられて、専門家以外の人も、詳細を知るのに使える構成になっています。