NHKニュース9で震災半年特集をやっていましたが、今後の被災地の最大の問題は恒久的な仕事の確保と、コミュニティの構築でしょう。まず、仕事の復活といっても、現実的には明日からすぐというわけにも行かない。他地方でさがす方の場合も軍資金が居る。仮設では食費など生活費がかかっていきます。となると、しつこいようですが、全国から頂いた善意の義援金をなるべく早く送金して、つないて頂くのが、まずやるべき事となります。
ところが、宮城県でいうと、仙台市以外の市町村は、厳しい環境の中8割から全件の処理が終わっているのに、仙台市だけがまだ50%。2次配分が決まってから3ヶ月近くになってもまだ、この状態です。
http://www.pref.miyagi.jp/syahuku/miyagi_gienkin_haibun/
確かに対象が44000件と多いし、ややこしい独自の支援金配分制度を作ったりして、チェックも時間がかかるのかもしれません。しかし、30000件の石巻がすでに87%終えています。職員の方の被災の程度、人数比でこれはどうなのでしょうか。地元マスコミも「順調に処理」なんて言ってる場合じゃないです。
コミュニティの問題は簡単ではないですね。実際に訪問したり場を作るが一番なのでしょうが、まずは、ひとり暮らしの老人仮設世帯などには、簡単操作できるFaxなどをおいて、相互に安否や困りごとを確認しあえるようにできればいいと思うのですが、どうでしょう。
9/5仙台市の2次配分の義援金処理大幅に遅れる。未だ50%。他市町村は8割以上処理済み。
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