本ブログは[PR広告]が含まれています

Vista機発表、XPのサポート期間は?

1月30日のWindowsVistaの発売を控えて、パソコンメーカー各社からVistaインストール済みマシンが発表された。

注目は4種類もあるVistaのどのエディション(版)が、中心になるかであったが、結局新GUI”Aero”が表示でき、AV機能が豊富なHome Premium版がメインとなった模様。これにより、CPUやメインメモリ・グラフィックメモリの要求水準が上がり、全体に割高なマシンが増えた。

しかし、用途によっては、重たいAeroは不要と割り切り、むしろ軽い動作とOS代・ハード代のコストダウンを図って、Aero抜きのBasicEditionを搭載したモバイル機やエントリーマシンも少なくないのが特徴的だ。


一方、朝日新聞によれば、日本のマイクロソフトでは、2009年までとされているWindows XP HomeEditionのサポート期間を、Professional版並に2014年まで延長することを検討しているという。
実際は、開発を行う米国本社がOKしなければ決まらないらしいが、昨年末、経済産業省が、98しか動かないような全国の学校のパソコンに対して「より安全な」リナックスとそのアプリを配布する計画があるという報道もあった。省資源目的だけでなく、「より安全な」と言われてしまっているところが、きつい。

やっとXPが安定してきたところで、すぐに割高なハードやソフトに総取替えしなければならない、では不満がたまるところ。ここはひとつ、XPのサポート期間を延長することが、長い目で見ればWindowsユーザーを逃がさないことになると思われる。M社日本法人のユーザー指向に期待したい。