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MovableTypeのオープンソース版

ブログソフトMovableTypeの開発元であるシックスアパート日本法人のブログで、オープンソース版が検討されていることが明らかになった。

現行ラインのビジネス向きの製品版とは、機能面などで異なるものになるようであるが、オープンソース版も作ることで、さまざまなフィードバックを期待しているようだ。他のオープンソースのブログソフトを意識してのものかもしれないし、せっかくプラグインを作っても、仕様変更のために対応できなくなるという批判に対応したものかもしれない。


日米協同開発で、迅速に開発が進んでいることが、このブログでも強調されていて、それはすばらしい事ではあるが、スタンダード化の弊害、例えば、日本でのブログ利用の特徴である、携帯対応のテンプレートとか、振り分けツールを標準で持つ、ということがアメリカとの話の中でカットされてしまっているのでは、などという懸念もある。
ところで、皆さんが気にする再構築化は、Movable TypeをPHP形式にして徹底的に「モジュール化」分割すると、時間はそんなにかからなくなるような気がするのだが。。。

(追記)参考になる記事:
Movable Typeオープンソースで状況は変わる?
MT関係の著書があり、プラグイン作家でもある藤本さんが、オープンソース後の商用利用についての影響を述べている。

小粋空間: Movable Type が WordPress に負けた本当の理由
Googleを駆使してWordPressとの対比を行っている。日本での個人ベース利用とカスタマイズ提供型商用利用とを、分けて分析しないと開発側も要求に応えるのは難しいかもしれない。