Expression StudioとAIR

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OSのマイクロソフト、リッチコンテンツ作成ではアドビと、棲み分けてきたかに見える両者が、ついにお互いの領域へと本格参戦か。

7月13日、マイクロソフトは、Webデザインソフト「Expression Web」、動画やアニメなどインタラクティブデザインツール「Expression Blend」、ベクターグラフィックデザイン「Expression Design」、デジタルデータ管理の「Expression Media」に、ソフトウェア開発ツール「Visual Studio」のスタンダード版を同梱したWeb構築ソフトExpression Studioを発売する。

すでに単体で販売中の「Web」は、あからさまにAdobeのDreamweaverからの乗り換えを図る「優待アップグレード版」を1万そこそこで出しているし、「Blend」はFLASHの対抗馬で、次期バージョンで、FLASH Playerに対抗するSilverlightに対応、Webデザイナーをも、自社ブランドに取り込もうとしている。いずれもプログラム開発者とデザイナーとの連係を強調しているのが、らしいところ。

一方、Adobe側も、FLASHなどWeb関連のメディアに、PDFやSQliteへの対応を加えて、Windows、MacOS、Linuxなど異なるOS上でも、「Webとデスクトップの利点を兼ね備えた新たなメディアを実現」するデスクトップ・アプリの実行環境Adobe® Integrated Runtime(AIR)」(コードネーム「Apollo」)を発表。開発キットのベータ版を無料で公開している。


7/13更新:コードネームのApolloより、AIRの方が一般的のようなので、タイトル変更しました。

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