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米アマゾンが携帯回線利用の電子ブックリーダー

アップルがiPod touchやiPhoneで、パソコン抜きでの音楽やビデオのダウンロード視聴を広めようとしたように、米アマゾンが、書籍データを、モノクロ600×800電子ペーパーやフルキーボードを搭載した、電子ブックリーダー端末Kindleと、高速携帯回線により、どこでも購読を可能にした。399ドルで米国のみでの販売。

以前ソニーでも電子ブックリーダーが販売されたようだが、データの取得にパソコンの存在が前提となり、いつでもどこでも好きなときにダウンロード、とはいかなかった。

また、日本では携帯電話利用のダウンロード型電子書籍もあるが、それなりの月額定額パケ代が前提となる。しかし、米アマゾンでは、回線料はアマゾンが負担し、コンテンツ代のみで利用できるのだという。一冊9.99ドルの設定。
新聞は月額約6ドルから15ドル。この設定が受け入れられるかどうか。


例によって、日本で使うとしたら、日本語フォントの問題、回線やキャリアとの問題がからみ、すぐには実現しそうもないが、かの国では、本格的に、本も新聞も端末で、の流れが加速しそうな感じ。

画像を見ると、ペーパーバックというが、かなり大き目に感じる。重さは300グラムだそうで、外部メディアはSDカード。

インターネットではなく、閉じたネットのようだが、アマゾンのショップだけでなく、特定の有料ブログや、Wikipediaにはつながる。メールアドレスがついていて、私的なワードやJPEGなどの添付ファイルをメール送信経由で見ることは出来る模様(メールは有料)。