丸4年、「もうはまだ」

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東日本大震災から丸4年が過ぎました。年記になってしまいましたが、この日、こうしてブログを書いていられる事に感謝です。皆様のおかげです。

先日、ある細かい件で某役所に問い合わせとしたら、「そんな事、2万件もあるのだから、やっていられません」と返答がありました。

確かに、質問内容は細かすぎて、被災者1件1件やっていられないのは事実でしょう。ずーっと激務が続いて、働いている方も、疲労しているのも十分理解できます。でも、3年前、2年前なら、同じ断るにしても、「忙しいからやってられない」という表現は、しなかったと思います。

つまり、これが4年という月日です。

しかし、まだ復興住宅は2割も完成していないし、抽選で何回も落ちて、気分がさらに落ち込む人もいます。

同じ立場で考えることは難しいでしょう。いつまで言ってんだと、本音を言い出す人も少なくない。

勿論、いまだに毎月ボランティアに来てくれたり、人生をかけて移り住んでまで、復興のために汗を流している方もいます。本当に凄いことです。

ただ、今日までの報道ラッシュは、まもなく徐々に減っていくでしょう。鬱陶しがられても、言い続けないと、関心そのものが、どんどん薄れる。憚れるけど、折を見て言いたいことは、言うべきでしょう。

これから、特にお年寄りの心のケアなどが重要になってくる。もう少し余裕ができたら、聞き役をやってみたいと思ってはいるのですが。