ガイドブックやタウン誌を見ていても、「気質」までは伺い知ることはできません。次の本が参考になります。
仙台藩ものがたり河北新報社
2001年から2002年にかけて地元紙上に連載された歴史紀行企画。伊達正宗の朝鮮出兵、遣欧使節など良く知られた史実以外にも、隠れキリシタン、藩士の北海道への移住、意外な思想家、などさまざまなエピソードを読むうちに、歴史と他地域との関わりを知ることができ、たいへん興味深い内容です。現代の気風の根っこに流れているものを知ることができるでしょう。
『街道をゆく26 嵯峨散歩 仙台・石巻』
司馬遼太郎 朝日文芸文庫
「保守的」と言われる仙台。本当にそうなのでしょうか?本当だとしたら、何故なのでしょうか。この本は、仙台についての歴史的考察から、「仙台人」の特性について司馬遼太郎が推理しています。
参考
⇒仙台関連本
⇒仙台在住小説家