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菜種梅雨、桜

今日は寒いです。朝から冷たい雨が降っています。
気象台の情報を見ると、早朝には7度あった気温が、北風で、昼に向けてぐんぐん下がり、11時で3度。これが最低気温になりそうな感じ。最高気温も昨日よりも7-8度も下がりそうですね。一ヶ月前に戻った感じがします。

今週の仙台は、冷たい雨の日と暖かい晴れの日が交互に来てますが、一般には北日本には「菜種梅雨はない」、ということになっているそうです。
それにしても開花予想で言えば、桜も10日もすれば咲き始めるはずなんですが。。。明日からは少し気温も戻るのかな。

大崎八幡の桜。写真提供:仙台市観光交流課

桜といえば、独特の感情を日本人は持ってるような気がしますね。ぱっと咲いて、ぱっと散る。そして華やかな花の乱舞の中にも、別れとか、死のイメージが隠れている。かつては、死骸の上に桜の花が咲く、という伝説があったと何かで読みました。一度は朽ち果てても、また美しい花として蘇るということなのでしょうか。

それでふと思い出した、「願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月の頃」が誰の歌だったのかなと検索してたら、西行法師でした。ちなみに彼は望み通り、旧暦の2月半ば(今の桜の季節)に亡くなったようです。当時の桜に対する想いとは全く同じではないでしょうが、独特の美意識の源流は、今につながっている気もします。その中には、散る潔さだけでなく、風雪に耐えて毎年花を咲かせる桜への畏敬の念もあると思うのですが。。。
ちなみに、いろいろサイトを見ていたら、仙台の方の「花の下で」というブログを見つけました。