仙台育英高出身の平野早矢香（ミキハウス・23歳）選手が、卓球全日本選手権の女子シングルスで3連覇を果たしました。
今回は元中国代表の帰化選手、カットマンの王輝選手の技に苦しんで、フルセットに持ち込まれましたが、最終セット、序盤の5点差をひっくり返す、粘りのプレーで見事に3連覇を達成しました。
平野選手は、昨年は、その眼光の鋭さに「女サムライ」と勝手に命名させて貰っていたのですが、北京五輪で、福原愛選手に「恐い」と言われてしまって、今年は幾分柔和な表情でプレーしていました。
でも、プレーの厳しさは相変わらずで、伯仲したいい試合を見せてもらいました。
また、対戦相手の王輝選手は、沈着冷静なプレーヤーの感じなのですが、ボールがアウトになりそうになると、両手をＹの字に広げる（入れ！という意味なのか？）、独特の癖があって、面白かったです。