仙台市青葉区の仙台文学館では、7月11日まで、「井上ひさし追悼 戯曲資料特集展」を開催中です。
今年4月に亡くなった初代文学館館長の井上さんは、多数の戯曲作品を書かれていますが、「生前に寄贈された戯曲資料を中心に、公演ポスターや台本、その他の関係資料を展示」とのことです。
尚、7月3日、4日、11日に、仙台在住の俳優(館林敦士や丹野久美子)による作品朗読会があります。
戯曲ではありませんが、井上作品で最も好きな作品のひとつ。孤児院での体験を元に、ほかの作品とちがい、どうしようもない人間の裏面を描くペシミックな作品です。