各報道によると、民間の仙台厚生病院が、”病院立”の医学部を新設する構想があるそうです。直接医科大学を作ると時間がかるからなのでしょうか、東北福祉大を有力提携先として、同大内に医学部を新設、200億といわれる資金は厚生病院が負担。
同病院は総合病院の道はとらずに、心臓血管、消化器、呼吸器科に絞って専門の医師を集める「選択と集中」により、医師の休養、研修期間を確保し、専門外については連携医師を外部に600人以上確保して、役割分担を図っているそうです。
都市部の仙台だから可能ということもあるでしょうが、効率化や医師の養成と技術の確保という点で、このような「選択と集中」という、やり方もありなんでしょう。
医学部構想で、私学の中では安い授業料と、地域医療への貢献という目標は素晴らしいですが、教授陣の人材確保というのが、課題のようですね。
同病院得意の心カテーテル手術というと、ドラマ「医龍」を思い出してしまいますね。ちなみに、同病院では広報・営業担当の職員（年契約社員）を募集中。詳細は公式HPへ。