グーグル「自然災害とIT活用に関する国際会議」にちょっとだけ

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グーグルが仙台で開催した「Big Tent 2012 -自然災害とIT活用に関する国際会議-」の抽選に当たったので、少しだけ参加してきました。

内容については多岐にわたるので、グーグルがそのうち発表するであろう、まとめページをご覧下さい、と思っていたところで、一部を超速でアップされていた方がいました。
Big Tent 2012 -自然災害とIT活用に関する国際会議-に参加してきた

私も、この方同様、SNSと災害時の利用などの関心があったのですが、アマゾンやヤマト運輸の取り込みに改めて感心すると同時に、来場者の質問にあった、「平時は競合しているライバル企業であっても、災害時には手を組んで、役割分担するような取り組みはないのか?」という質問に対して


ヤマト運輸の方が、「それは重要だと思うが、正直、企業間では『わが社はこれだけ貢献している』という宣伝合戦の要素もあるので、難しい」と正直に話されていました。

それを一民間企業に求めるのは酷なので、平時のうちに、政府なり、上位の経済団体が音頭取りやコーディネートしておくべき、大事な視点だと思いました。尚、ニュージランドも方も、あちらでも、こそれは中々難しい問題だ、とおっしゃっていました。

さて、余談ですが、こういう会議を仙台で開催し、中には被災地の状況を実際に目にする方も多いと思うので、たいへん有意義な会議だと思うのですが、多少をキャパ越えの動員が、少し気になりました。そのおかげで参加できたのかもしれませんが。

仙台でも免振対策に優れていると評判のトラストタワービルですが、あれだけの来場者に比して、ウェスティンホテルの階段は幅が狭く、ごった返した状況では、もし大きな地震があったら、パニックになるおそれはなかったかと。

IT技術には長けた方が多く来場されたと思いますが、被災経験がないと、狭い階段や小さ目のエレベーターに殺到するのでは、と心配性が出ました。

人数がもう少し抑えてあれば問題ないんでしょうけど。会議のテーマがテーマだけに。

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