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映画「プロメテウス」を観る

先日、リドリー・スコット監督、ノオミ・ラバス
主演のSF映画「プロメテウス」を観てきました。

残暑の折、涼しい気分?になるには、もってこいの映画でしょう。

さて、多くの人同様、わたくしもTVCMの「人類創生の秘密・・・」というキャッチフレーズに、「2001年宇宙の旅」のような哲学的テーマを、勝手に期待してしまったのですが、それは監督も迷惑でしょう。以下ネタバレあり。


この映画は「エイリアン」のプロローグの話として構想されていた、ということでお分かりのように、気持ちの悪い”エイリアン”が出てきます。

ただ、その見てくれがグロいというより、シチュエーションが恐い。「やめろ、それはやめろ!」と叫びたくなるシーンが次々。脂汗がでます。

それを持って哲学的でないから、どうたらの批判は当らないと思います。これはエイリアンにつながる世界感を、例によって手の込んだビジュアルで表現したものなんですから。

「神」のような存在も、いままでの類型的なイメージとは一新。それは宗教観などもからんで、賛否が出るのは仕方ないのところですが、これは映画なのです。

それにしても、主人公の女学者はタフです。運動能力は高いし、けっして諦めない精神力、状況判断、まさにスーパーヒロイン。

そして、あんな事まで、自分でやってしまう!「やめろー」w

是非、お医者さんに理論上、あんな事が可能なのか、聞いてみたいところです。

尚、この映画はPG-12制限があって、小学生以下は親の同伴が必要ということになっています。たしかに、エイリアンより、スプラッターな場面が多いので、注意が必要でしょう。

また、個人的には、妊婦さんは、絶対に見ない方がいいと思います。。。