日本の東沿岸を、強い勢力を保ったまま北上した大型の台風26号は、16日15時現在、三陸沖に去りつつあります。
宮城県は、昨夜から激しい風雨に見舞われ、最大150mm、仙台市で70mmの雨があったものの、当初の予想よりは雨量は少なかったようです。ただ、風は、女川で最大瞬間風速45m、仙台市で25mと吹き荒れ、屋根が飛ぶなど建物被害や停電がありました。
JR東日本仙台支社管内で、始発から全線運休していた鉄道も、午後から徐々に運転再開していますが、減速や間引き運転で、ダイヤはかなり乱れそうです。また、代行バスも止まっている所があるようです。⇒PDF
宮城県では、今のところ怪我人と建物被害が数件のようですが、伊豆大島では、降り始めから800mmという前代未聞の集中豪雨で、土石流が発生。これまでに、13人の方の死亡が確認され、50人以上の方が行方不明となっているということです。