巨人の先勝を受けた日本シリーズ第2戦、東北楽天対巨人の2回戦は、田中将大投手が、ピンチをしのぐいつもの集中力を発揮、2点リードした後に、ソロホームランは浴びたものの要所を抑え、2-1で完投勝利を上げました。

巨人菅野投手のとの緊迫した投げ合いとなったこの試合。6回に田中が満塁のピンチを渾身の速球で切り抜けると、その裏に楽天が銀次のタイムリーで先制、7回表には藤田のラッキーな内野安打がタイムリーとなり、2点リードで田中にはセーフティ・リードかと思われました。

しかし、8回に巨人寺内にホームランを打たれ、その後は押さえたものの、1点差で終盤を迎えるという、緊迫場面に逆戻り。

しかし、9回はいつもの田中に戻り、鬼気迫る形相で3人で締め、シリーズ1勝1敗のタイに持ち込みました。

田中投手は、クライマックスシリーズも含め今季26連勝と、未だ負け無しが続いています。

さて、明後日から舞台を東京ドームに移し、3連戦。田中以外の投手で、少なくとも1勝を上げて、Kスタに戻ってきて欲しいところですね。