昨日12月1日から発売開始となった、仙台市交通局のタッチ型ICカード乗車券「イクスカ」ですが、初日は5000枚が完売(河北新報)とのことで、上々の滑り出しのようです。
利用開始(地下鉄のみ)は、12月6日からですが、アイドルグループ「アイリス」による記念イベントや、12月6日-7日のイクスカ利用乗車分に限り10%ポイントプラスのキャンペーンがあるようです。
さて、最終的には、いろいろ便利になるイクスカですが、まだ、第一段階で、スケジュールは以下の通りになっています。
2014年12月6日地下鉄(現行路線)で利用開始
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2015年12月6日地下鉄東西線(新設)と、市バスで利用開始予定
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2016年春 suica仙台エリアでの相互利用開始予定
また、価格面でいうと、現行のプリペイド磁気カードに比べ、月間の乗車回数が少ないと、付加されるポイントが少なく、「値上げ」になります。特に来年まで、バスで使えないのが痛いですね。バスで運用開始になると、乗り継ぎポイントというもあるそうです。
イクスカのポイントは、月の乗車単位で発生、月10回までは5%、11-20回まで9%、21回から30回まで13%、31回から40回まで17%、41回から50回まで21%、51回目以降25%となっており、乗車回数が少ない場合は、現行の磁気カード乗車券の10%プレミア(バス専用カード10-17%)より低くなっています。
現行の磁気カードは、来年の2015年12月5日まで発行し、再来年の2016年11月頃まで有効とのことなので、月に20(40回)往復以下程度の利用回数が少ない人は、当面、磁気カードの方がお得のようです。