仙台で学校法人東北医科薬科大学(旧東北薬科大学)で、第1回の入学式があり、37年ぶりに新設された医学部の第1期生100名が入学しました。
同大学は、私立の大学ではありますが、自治医科大のように、東北地域医療の担い手養成を主目的にしており、独自の手厚い奨学制度があります。
医学部1学年100名の内、55名を対象に、東北6県または宮城県内の指定医療機関で、最低6年から10年勤務することを条件に、各県から貸与された2600万円から3000万円の修学資金の返済を免除される制度があります。
地域医療への志があっても、経済的に医学部進学が難しいと考えている高校生は、要チェックでしょう。
研究室は、現時点で、歯科を除く、ほとんどの臨床科目と基礎系のコースがあって、法医学の研究室もありますね。
多くの卒業生の方が、特に医師の少ない地域での先生として、活躍されることを期待したいですね。