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西日本「平成30年7月豪雨」で、広範囲に甚大被害、死者・行方不明者200名以上

6月28日以降7月8日頃まで、九州から中国・四国、近畿地方までの西日本一帯で、台風第7号や梅雨前線の影響で「歴史的」な豪雨を記録、7月9日までに死者126名、行方不明者86名(河北新報)とされる、甚大な水害となりました。

そのうえ、何ということでしょうか、9日に西日本一帯に、梅雨明け宣言が出され、救助活動、避難されている方は猛暑の中での活動・生活を強いられる事になりそうです。

どうぞ、なんとか水を確保して、水分補給に留意し、まずは体調維持を優先されますように。


今回の豪雨では、「6月28日~7月8日(9時)までの総降水量が、四国地方で1800ミリ、東海地方で1200ミリ、九州北部地方で900ミリ、近畿地方で600ミリ、中国地方で500ミリを超えるところがあるなど、7月の月降水量平年値の2~4倍となる大雨」(気象庁)が降ったということです。

この豪雨により、ただちの命を守る行動が必要とされる「特別警報」が、福岡、佐賀、長崎、広島、岡山、鳥取、京都府、兵庫、岐阜、高知、愛媛と、11府県にも発令されました。

河川の氾濫、山崩れ、がけ崩れ、ダムの満水などにより、家屋の流出・倒壊、橋の流出、鉄道、道路の寸断が起こり、停電、断水、通信網の障害など、ライフラインが軒並み甚大な被害を受け、あまりにも広範囲で、まだ調査しきれる段階でないので、全容が判明するには時間がかかりそうです。

被災者が数万単位、大規模損壊家屋も数千かそれ以上になるのではないでしょうか。

個人の方の生活再建、交通網など復旧には、震災並みに長期間を要することになりそうです。

ただ、何せ、交通網・インフラが寸断されているので、今の時点では、受け入れ体制がない所に、無闇に物資を送ったり、ボランティアに飛び込んでも、却って救助活動の妨げになります。

数日は、救助、医療や空輸、海路による救援物資の輸送など、「プロ」の支援を見守り、受け入れ体制が整ったところで、必要とされる物資・人力を、受け入れ先に提供するのがいいでしょうね。

また、被災者の方が、様々な国の支援を受けるには、現地役所の「り災証明書」のスピーディーな発行が鍵ですが、現地の役所では手が回らないことは必定。

その方面の専門の方は、可能であれば、要請に応じて支援に行って頂きたいものです。

一般人的には、日本赤十字へ直接義援金を送るのが、被災者の方への直接的かつ早く支援につながることは、宮城県民は知っています。

その後も、長期的な支援が必要になるのでしょう。今回の被災地の特産物を購入するなど、地道な恩返しができればと思います。