アニメ映画の傑作『この世界の片隅に』に、新規場面を追加した待望の別バージョン、『この世界の（さらにいくつもの）片隅に』が、12月に公開されることになりました。上記リンクのディザー・サイトが公開中です。
もちろん、原作：こうの史代、、片渕須直監督、出演：のん他。追加分を含めて160分の作品になるそうです。
『この世界の片隅に』をご覧になった方は、分かると思いますが、エンドロールで、少しちら見せされていた、公開にならなかったエピソードが、30分ほどあり、作品が興業として成功したら、長尺編も公開しようかな、との監督談もありました。それが、ようやく実現です。
すでに3回見た映画ですが、『この世界の（さらにいくつもの）片隅に』となった作品が、さらに広がりを持った形で見られるのが、いまから楽しみです。
ところで、現在TBSのTVドラマで同名の作品を放送中ですが、公式ツイッターで「アニメとは一切かかわりが無い」との声明が出されています。断り無しに、名前を出したのでしょうか。困ったものです。
わたくし的には、実写とアニメ、漫画は、それぞれ別ものと思っていますが、アニメの方は、極めて忠実に、原作漫画の表現、世界観を描き出しているので、TV局の独自の解釈や、のんさんに対する態度など、納得いかないところがあるのでしょうか。