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松島円通院の紅葉ライトアップ、心字の池の「逆さ紅葉」は必見

先日、松島の円通院紅葉ライトアップを見る機会があり、石庭の落ち葉の幽玄さや紅葉のライトアップに、感動しました。

特に、境内中央にある、心字の池に鏡のように映り込む「逆さ紅葉」は、奥行きを実感できる不思議な水面で、一見の価値ありです。是非、写真や映像でなく、ご自分の目で確かめてみて下さい。

ライトアップは、今年は11月25日まで。17時30分から21時まで。入館料は500円。


円通院の紅葉ライトアップは、境内に入ってすぐ、良く手入れのされた石庭の文様にかかる紅葉の落ち葉と、枝葉の紅葉を、様々な照明を駆使して、幽玄な趣きを醸し出しています。

さらに、光宗公の霊廟「三慧殿」に向かう途中の、緩い坂道の両脇にある、行灯風の照明もいい雰囲気です。

そして下り道にあるのが、「心字の池」に映る、ライトアップされた紅葉の鏡映像。

その奥行き感、吸い込まれそうになる漆黒と、あざやかに浮かび上がる紅葉のコントラストは、実に素晴らしいものです。

思わず、「明鏡止水」という言葉が浮かんできました。どろどろした日常は、その漆黒の中に、溶かしてはどうですか。

この素晴らしい「逆さ紅葉」は、通常のLEDの他に、水銀灯などを駆使して、明るさのバランス、影の按配を試行錯誤して、セッティングしたそうです。

紅葉の他にも、小振りの西洋庭園、バラ園もありますが、時期もあり、照明も落としてあるので、夜に行くなら、紅葉と池中心に観た方がいいでしょうね。

円通院は、伊達政宗公嫡孫「光宗公」の菩提寺ということで、瑞巌寺の一部というか、すぐ隣にあります。

ライトアップは、瑞巌寺の参道でもやっているので、時間に余裕のある方は、瑞巌寺の参道を通ってから、左手の円通院の入り口に、向かわれるのもいいでしょう。

また、11月13日の段階では、17:30まで、近くの五大堂も観られ、シンプルなライトアップをしています。今の時期なら、好天なら月明かりの下の湾内が見えて、渋いですよ。五大堂、瑞巌寺参道、円通院の流れで。

尚、最終日の連休は、激混みが予想されます(入場待ちする場合あり)。可能なら、平日がお勧めです。