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3/16、福島県沖震源の震度6強地震が2回、交通関係中心に被害、仙台震度5強

3月16日(水)23時34分(M不明)と、2分後の23時36分(M7.4)の2回強い地震があり、宮城県登米市、蔵王町、福島県国見町、相馬市、南相馬市で、最大震度6強観測しました。

仙台でも、全域で震度5強を観測。最初の揺れで、緊急地震速報が鳴り響き、強烈な揺れで驚いているところに、すぐに2回目の縦揺れ、横揺れで、一時は立っていられないほどでした。

津波注意報も出されましたが、石巻で20cmとあまり大きくならなかったのは良かったです。

2011年以来強い地震は何回かありましたが、今回が強さでは最大級。もう勘弁してほしいですね。


今回の地震では、17日夕方までに、残念ながら宮城、福島で3名の方が亡くなり、100名弱の怪我人がでました。

70代の男性は、地震に驚いて転倒しての死亡との事ですが、本当に落ち着いていられないほどの、強い連続地震でした。

今回は、東北新幹線が、白石付近で脱線。橋脚にも損傷があるので、点検等、かなり復旧には時間がかかりそうです。怪我人でなかったのは良かった。

JR在来線、仙台市営地下鉄も朝から全面運休となりましたが、こちらは徐々に再開しつつあります。

驚くべきは、100mにわたって亀裂ができた東北自動車道が、半日で開通(河北新報)、常磐自動車道も、わずか2日で開通とのこと。素晴らしい関係者の努力です。

停電は宮城、福島だけでなく、東京方面でも、発電所の自動停止などの影響で広範囲にありましたが、こちらも復旧模様。

仙台市西部の茂庭、西花苑、栗生付近では、2000戸以上の断水が発生しましたが、18日6時までに復旧予定とのことです。

そのほか、ガラス破損、壁面の剥離、亀裂など建物被害、室内での商品や本、家具の転倒など、広範囲な被害で、仙台の場合、2011年以来では最大級の地震となってしまいました。

実は、昨年2021年2月13日にも、M7.3、最大震度6強、3月20日はM6.9震度4強の地震が、福島、宮城で起きています。

今回も、「余震」の回数が多いので、しばらくは、安全第一で注意してまいりましょう。

3/28追記)その後、被害状況が判明、怪我人は宮城県、福島県で各100人となっているほか、両県の港湾施設にかなり被害が出ているようです(3/22現在の内閣府まとめ

また、仙台市の断水については、民間水道事業者管轄の西仙台ハイランド団地52戸が、4月中旬まで長期の断水となる(河北新報)など、統計にない状況もあります。