トヨタ自動車が、17年ぶりとなる国内新工場の建設地として、東北地方、中でも宮城県を最有力候補として、検討していると日経サイトで報じられた。2010年稼動を検討しているとのこと。
一方、毎日サイトでは「東北・北海道」と広めの対象で、2009年稼動を目指すとの報道。
進出理由も「効率化」「危険分散」「地域貢献」と、微妙に違うが、北日本方面で検討していることには違いはなさそう。最近も東北各県の知事が自動車産業誘致に合同で働きかけたところで、綱引きはどうなるか。今後の動きが注目される。
(追記）その後の報道を見ると、相模原の工場を移転する再編とのことのようだ。1200人の従業員も転勤ということで、長い目で見れば、当然雇用拡大につながるが、すぐに爆発的に雇用が増えるわけではなさそうだ。もちろん、県内移転が実現すれば、様々な波及効果で、県内が活気づくことは間違いない。