6月14日午前8時43分頃、岩手県南部、宮城県県境付近地下8キロを震源とする、マグニチュード7.2の強い地震が発生しました。
岩手県奥州市や宮城県栗原市一迫では、震度6強、仙台市内でも震度5強から5弱の強い揺れを感じました。今回はさらに、余震が多数回、長時間に渡って続いており、すでに多大な被害がでている宮城県北部などの山間部の土砂崩れなどが懸念されます。
時間が経つにつれ、生き埋めになった方の死亡などが伝えられ、14日22時現在、死者6人、行方不明15人、怪我人が200人以上出ています。県北の山間部では、がけ崩れ、山崩れなどで道路の寸断が多数発生している模様で、集落の孤立もあって心配されます。⇒河北新報
交通機関は、仙台市営地下鉄、新幹線は仙台-東京間は運転再開されましたが、仙台以北は15日以降の再開とのことです。在来線も運休が続いています。⇒JR東日本運行状況
#泉区では、震度5弱位だったようですが、かなり揺れました。ただ、ものが落ちてくるような、振幅が大きいものではなかったようです。それでも近所のコンビニは品物が崩れて大変だったとのことでした。今回は、時間が経っても、強めの余震が何度もあるので、落ち着きません。
奇しくも、1978年6月12日の宮城県沖地震から30年ということで、各地で防災訓練が行われたばかり。沖ではなく、内陸での地震なのですが、これで終わってくれればいいのですが。
今回の震源地は38年前にM6.2の地震があったものの、「空白地帯」だったそうですが、日本に地震の起きないところは無い、と思ったほうがよさそうですね。