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2010年ぎりぎりセーフ?企業誘致

去年の今頃は、セントラル自動車のまるごと宮城県移転決定が決まり、その後、次々とトヨタ系などの工場の県内進出に沸いていた宮城県ですが、昨秋の金融恐慌以降、状況は様変わり。仙台市営ガスの売却不調、NECトーキンの業績不調と厳しい話題も出てきました。

それでも、既に東北がトヨタの国内拠点となることは決定していたので、トヨタ東北の新工場の稼動延期と東京エレクトロンの延期(土地は取得)を除くとは、セントラル、車載電池のパナソニックEVエナジーアイシン高丘などは生産予定の変更はあっても、予定通り工場の建設をすすめるようですね。

それでも、あと1年ずれていたら、全てが白紙に戻す遣唐使となったいたかもしれません。


既にアメリカはグリーン・ニューディールとして、環境対策をした自動車を要請していますから、電気自動車やセントラルが生産する小型車などは、復興時には最初に売れてくる車なのでしょう。

もちろん、当面は厳しい局面ですが、5-10年先までの長いスパンで考える自動車業界としては、しかるべく投資はしておくということなんでしょうね。

ともかくも、2010年すべりこみセーフ。。