北海道と宮城仙台でロケをした小林政広監督(脚本も)の映画、「春との旅」が仙台市内のフォーラム仙台他の映画館で、上映されています。
老いた元漁師が、孫娘「春」と、自分達を受け入れてくれる親戚を頼りに旅に出る”ロードムービー”。
低予算?映画とのことですが、出演者の顔ぶれが超豪華です。主人公が仲代達矢、孫娘に徳永えり。その他、大滝秀治、菅井きん、小林薫、田中裕子、淡島千景、柄本明、美保純、戸田菜穂子、そして渋い映画に必ず出てくる香川照之。まるで大河ドラマのようです。
宮城県では、鳴子温泉、気仙沼、仙台市内でロケ。
1954年生まれの小林監督の履歴がユニークです。元フォークシンガー。その後、派遣プログラマー、郵便局員などを経てフランスに遊学したものの、トリフォーには弟子入りかなわず、帰国して業界紙記者へ。
その後、シナリオライターから、ピンク映画監督を経て、主に自主制作の映画を作り始め、海外で様々な賞を獲得している方です。
公式ツイッターのアカウントは@harutonotabi。