航空機部品製造、航空機整備のジャムコ(本社東京三鷹市、従業員1,235名)が、宮城県名取市愛島(めでしま)西部工業団地に、「航空機用炭素繊維構造部材」及び「航空機用エンジン部品」の新工場を開設しました。
運営する子会社「株式会社 ジャムコ エアロマニュファクチャリング」には、ミヤギテレビによれば、既に現地採用20名しているほか、今後も20名現地採用していく予定とのことです。
さらに、現在東京の協力会社から部品を調達しているものを、宮城県内の会社からも調達できるようになれば、との期待もあるようです。
同社は仙台空港内(岩沼市)に航空機整備工場を持ち、東日本大震災で被災したのですが、そこから復興するだけでなく、さらに新工場を隣の名取市に持ってくるという、並々ならぬ決意があるように思われます。
同社の超軽量の炭素繊維構造部材は、最新のエアバスにも採用されているというほど、世界的技術のある会社ですから、県内の関連業界の会社が、うまく連携できるといいですね。