仙台市博物館所蔵で、1603年、伊達政宗が支倉常長をローマに派遣した時の、「慶長遣欧使節関係資料」(国宝)のうち、「ローマ市公民権証書」、「支倉常長像」、「ローマ教皇パウロ五世像」の3点が、ユネスコの通称世界記憶遺産(Memory of the World)に指定されました。
博物館では、これを記念して通常展示していない資料も含め、3点を6月30日まで特別に展示するとのことです。入場料はおとな400円。
世界記憶遺産は、貴重な歴史資料などを、デジタル保存などにより後世に伝えていく、活動であるようなので、上記3点も、デジタル化されて保存されるのではないかと思います。
尚、今年は丁度、常長が出帆して400年ということで、同館で、10月に記念の展覧会が予定されています。