第23回の全日本高校女子サッカー選手権準々決勝で、常盤木学園対聖和学園の、宮城県勢同士の対戦となった試合は、常盤木学園が9-1と大勝し、明日の準決勝に進出しました。
準決勝は、藤枝順心高と、明日1月7日14時から神戸のノエビアスタジアムで対戦します。テレビはTBS(関東ローカル)と、TBS-BSが録画放送、TBSサイトのネット配信ではライブ中継があります。
常盤木が開始1分で先制点を奪うと、余裕を持ったプレーとなり、ドリブルで相手をひきつけては、フリーの選手を作り、パスを受けてゴール隅に確実に決めるという攻めを繰り返し、前半だけで3得点し、後半も次々加点。
聖和もスピードに乗ったサイド攻撃で、もう一歩まで攻め込むのですが、寄せの早い常盤木の守備に、シュートが打てず、パスカットされて逆襲されるという展開が続きました。後半、意地の一点を返しましたが、直後に追加点を許し、一方的な展開に。
点差ほどに、差は無いと思うのですが、U-17W杯優勝の選手ほか、タレントをそろえる常盤木を、最後まで、慌てさせることができませんでした。
それでも、何点取られても、下を向かず、味方を鼓舞する聖和のキーパーは素晴らしかったです。