河北新報によりますと、宮城県が、国の交付金を利用して、宮城県内外の観光客が、県内で宿泊観光旅行をした場合に、旅費の半額程度の補助を予定しているそうです。
個人向けには、旅行券など、旅行会社向けには、パッケージツアーへの補助のようになるようですが、対象となる事業者は公募予定。総予算は10億。さらに、
「（沿岸部などの）テレビ等マスメディアを活用した首都圏向け観光復興情報の発信」、「旅行者と受入先とのマッチング業務や本県の魅力に関する情報発信」という事業も公募しています。この2件は、いずれも説明会は終わってますが、受付自体は3月上旬。
前者は予算が7500万で、テレビ番組やウエブ・広告制作など、広告代理店向けでしょうか。後者は、コーディネーターやセンターの運営など旅行代理店的な業務（1年間）のようですが、予算が約3500万。
これらで、落ち込んだ観光客を呼び戻す、カンフル剤にはなるでしょうが、永続的に来ていただくには、観光していただく中味の向上の方も、大事になりますね。