石巻市の石ノ森萬画館では、47歳の若さで亡くなったスタジオジブリの作画監督、近藤喜文さんの作品展を、来年2016年4月10日まで長期展示しています。
近藤さんが漫画家を志し、石ノ森さんのアトリエに出入りしていた、という縁で、スタジオジブリの全面協力による、宮城県初のジブリ展。
近藤さんは、「火垂るの墓」のキャラクターデザインはじめ、「魔女の宅急便」、「おもひでぽろぽろ」、「紅の豚」、「平成狸合戦ぽんぽこ」、「耳をすませば」の監督など、宮崎、高畑監督の主要作品に関わるジブリの大黒柱だったんですね。
原画やイメージボードなど、制作過程が分かる貴重な資料を展示しているそうです。
これで、石ノ森萬画館に行くと、石ノ森作品とジブリ作品を一回で楽しめるという、稀有な体験ができますね。
尚、同館は、3月~11月までは第3火曜日、12月から2月までの冬季は、毎週火曜日が休館日です。