8月6日(土)14時、 仙台市青葉区旭が丘の日立システムズホール仙台シアターホールで上演される、こまつ座仙台公演「紙屋町さくらホテル」(七瀬なつみ、高橋和也出演、演出:鵜山仁、原作:井上ひさし)の前売りチケットが、土曜から発売開始となり、僅少となっています。
尚、25歳以下のユース席(2000円)は、仙台文学館でのみ取り扱い。
広島原爆投下時、爆心地近くにいて全滅した移動演劇隊「桜隊」の史実をヒントに、井上ひさし流に「笑い」を交えながら、「演劇人と演劇を愛した庶民たちの受難の歴史」を描く、というものです。
上演日の8月6日は、まさに広島原爆投下の日であり、同時に、仙台七夕の初日でもあります。
楽しいときほど、
その楽しさを無理やり奪われた人たちのことを条件反射みたいに
ふっと思う人間に僕はなりたいし、
そういうのが普通にできるようになったら
絶対に間違わない世の中ができると思う。 ――――― 井上ひさし
初代仙台文学館館長でもあった、原作者の思いを感じながら、観劇するのに、ふさわしい日でありましょう。