宮城県では、県内在住で、県内での就職目指す保育士志望の学生さんと、保育士で1年以上未就職の後、県内指定施設へ就職決定済の方を対象に、修学資金(最大160万円)または、最就職準備金(最大20万円)を無利子で貸与。
さらに指定施設に、一定期間勤務により、返済も不要となる制度を開始しました。
学生の方は70名、保育士の方は先着35名を募集。長く勤めた方には、返済不要の給付となるため、その他にも細かい条件があります。
修学資金は、保育士志望の学生さん向け。県内の養成学校に在学していること、経済的に修学資金が必要な状況、優秀な成績、卒業後に県内の指定施設に就職する意思などの条件があります。他県の同様資金との重複申し込みは不可。
修学資金は、月額5万円以内、2年間で最大120万円、入学時に20万円以内、就職時に20万円以内と、かなり手厚い、無利子貸与となっています。
経済的に必要な条件とは、住民税や国保、年金などが免除になる世帯にいることなどのようです。要確認。
返済不要となる条件は、県内の保育所等の指定施設に、5年間勤務(過疎地勤務、中高年の方は3年)。きょうびの若い学生さんで、5年縛りはどうなんでしょうか。一方、とくに過疎地で、がんばろうとしている学生さんは、要チェックですね。学校を通じて申し込み。
再就職準備金の方は、県内に住民票のある、保育士の方で、1年間以上現場を離れている、または未就職の方。既に、宮城県内の保育所等指定施設に、週30時間以上で就職が決定している事が条件。先着順で、宮城県社会福祉協議会に申し込み。最大20万円1回のみ無利子貸与。
こちらは、卒業後1年たって採用された、または離職後1年空いて、再就職が決まった人対象という事ですね。他県の同様資金との重複は不可ですが、それ以外の条件は、あまりないので、希望者は多そうです。
返済不要となる条件は、指定施設に2年間以上継続勤務。
ただし、貸付対象費用の内容が、再就職準備に必要な転居費用、被服費、自転車など、決まっているので、事前に確認が必要です。
詳細な条件は、窓口の宮城県社会福祉協議会HPなどを参照。