映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を見てきました。
お馴染みジュラシックパーク・シリーズの第5作で、ジュラシック・ワールドの続編の恰好になっていますが、単独で見ても分かり易くなっています。いや面白かった。
監督J・A・バヨナ、脚本コリン・トレヴォロウ、デレク・コノリー、制作総指揮スティーヴン・スピルバーグ。主演の、クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードは、前作に引き続き出演しています。
以下ネタバレあり。
前作で、とんだ事になった恐竜の観光地「ジュラシック・ワールド」は、そのまま封鎖され、恐竜の保護区となっていましたが、島の火山が噴火し始め、恐竜を保護すべく、他の島に移すという計画が、富豪の資金で実施される事になります。
前作では、ビジネス・オンリーで恐竜の事など省みないキャリア・ウーマンだったクレアは、今は恐竜保護団体の一員として、富豪の資金による救出作戦に加わることになり、オーウェンの応援を得て、島に向かいますが・・・
例によって、恐竜に追われ、今度は火山の噴火にも追われ、さらには陰謀を企む人間にも追われと、逃げなきゃならない要素が増えて、多数の恐竜の見事なCGもさることながら、アクションでもハラハラさせられます。
そして、お約束の恐竜の賢い「人間狩り」。
前作を見た人には、どんなヤバイ恐竜が出て来るか、想像できるでしょうが、自分は見てなかったので、新鮮な気持ちで、ウワーと驚きましたw
さて、今回のクレアさんは、キャリウーマンを辞めたせいでしょうか、いささか、ぽっちゃり系となり、月日の流れを感じるのですが、この作品では、新たに超美少女メイシー(イザベラ・サーモン)を繰り出す卑怯な演出でw、ちゃんとフォローされています。
そして前回に引き続き、ヴェロキラプトルの「ブルー」が、主人公たちに絡んでくるのですが、最後は衝撃の結末に・・・
すでに、2021年公開予定で、第3作の制作が発表されているようですが、エンディングは、その予兆で終わっています。
どうやら3部作としての構想のようで、私も前回作は、昨日テレビで見ただけですが、この2である「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を見る予定の方は、できれば、動画サービスなどで、第1作を見てからの方が、より面白みを感じられるのではないでしょうか。
一例として、この作品の中で、オーウェンは、自分のことを「動物行動学者」だと、シャレで言っているのですが、自分はそれを知らずに、その後の軍人張りアクションで、学者のくせに強すぎるぞあれれ?と思ったのものです。
これは、第1作で海軍にいた、という設定が表現されていましたね。その他伏線も多少あるので、順番に見た方がいいかも。
ちなみに、自分としては、スターウォーズのハン・ソロが、言われているほど悪くなく、面白かったのですが、やはり、恐竜のCGと脚本の出来が素晴らしい、こちらの作品が上回っていると思いました。この夏一番の作品になりそうです。お勧めです。
ジュラシック・ワールド (字幕版)(アマゾン動画)