10月6-7日と続けざまに、日本列島の二カ所で、M5.9、最大震度5強の地震がありました。
まず10月6日02時46分に、岩手県沖の深さ56Kmを震源とする地震では、青森県の階上町で震度5強のほか、岩手県沿岸と青森県東部で震度4以上となりました。
また、7日22時41分には、千葉県北西部(東京湾そば)の深さ75kmを震源とする地震があり、埼玉県川口市・宮代町と東京と足立区で震度5強、神奈川県西部、埼玉県南部で震度5弱ほか、東京周辺の広い範囲で震度4の地震となりました。
幸い、2つの地震とも津波は発生せず。東京の震度5強は2011年の震災以来とのこと。
いずれも深夜や夜遅い時間帯で、負傷した人はでましたが、死亡者はなし。
首都圏では水道管の破裂20カ所以上も翌日復旧。ただ、JRなどの交通機関の乱れによる、帰宅難民が多数でたようです。
また、日暮里・舎人ライナーは脱輪で、復旧までに4日かかりました。
さらに、報道によると、首都圏では、エレベーターの自動停止で、75,000台がとまり、28人の閉じ込めがあったようです。
大きな電気、ガス、通信などの大きなインフラ被害はなくて、「大混乱」まで至らなかったようですが、夜間、深夜の災害への対応で課題も見受けられ、対策を練っておく必要がありそうです。