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仙台育英高、夏の甲子園で初優勝!

もう昨日のことですが、未だ興奮さめやらぬ、第104回全国高校野球選手権大会(2022年夏の甲子園)で、仙台育英学園高等学校の初優勝。おめでとうございます!

第1回大会(2015年)決勝で、秋田中が決京都ニ中に敗れてから、100年越しで深紅の大優勝旗が、東北の地に、もたらされました。


まあ、優勝旗が白河の関を初めて越えた、と言っても、2004年-2005年に北海道の駒大苫小牧が連覇しているので、厳密には。。まあ、それは言いっこ無しでw

東北勢は、これまで春夏12回決勝まで進みながら、あと一歩、涙を呑んできたわけですが、実力ありながら、監督が強硬策に拘り過ぎたり、エース一人に頼ったり、重圧でミスがでたり、魔物を乗り越える、何かが足りなかったのかも知れません。

それが優勝までに至ったのは、今年の甲子園での育英の戦いぶりが、今の甲子園の王者にふさわしいものだったから、という事でしょう。

手堅い守り、シュアな打撃、5人の実力ある投手をローテと、球数制限、休みありの、現在のルールに適合させたチーム作り、それと監督の「言葉の力」やデータ分析力。

選手のインタビューを聞いていると、ベンチ外の選手の中に「データ班」があるようで、大学の体育会などではお馴染みのようですが、高校でも、試合に出られない選手にも、いろいろ役割を与えているのが、今日のトレンドなんでしょうか。

それと、今回のチームに、特長的なのは、登録18人のうち、宮城県の中学出身が半分、7名が県外の東北、関西勢は2名に留まっているところ。

スーパーな選手をスカウトというよりも(それもあるでしょうが)、地元の選手に、よく自分自身を理解させて、あった育て方をしてるのではないでしょうかね。

スローガンが「日本一のチーム内競争」とか、「すべては自分次第」というのが、それを表しているようです。

それと、メンバー外の選手達も、このコロナ禍で、相当気をつかった生活を3年間続けてきたと思います。

だから県大会でベスト4になりながら、仙台南が辞退したことを、わが事のようにその気持ちも汲んで、育英のナインがチームが結束する契機となったというように、自チーム、他チームの練習以外の耐える生活に思いを致し、本番でも、極端に緊張することなく、力が発揮できたのではないしょうか。

以上、色々えらそうな事を書いてしまいましたが、本当に素直に、この優勝はうれしい。ありがとう、仙台育英。

尚、河北新報さんが、当日号外のPDFを公開されてきます。(いつまではかは不明)

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