11月25日(木)の13:30と18:30の二回、仙台市定禅寺通りの東京エレクトロンホール宮城で、佐藤二朗作、堤泰之演出で、宮沢りえと佐藤二朗が初共演する舞台、「そのいのち」が上演されます。
俳優で、演劇ユニット「ちからわざ」を主宰する舞台作家でもある佐藤二朗が、12年ぶりに発表する書下ろし舞台。
チケットは、全席指定、S席11000円などで、チケットぴあで、S席が7月28日まで先行抽選予約中。一般発売は9月8日から。
#京都のシンガー・ソング・ライター、中村佳穂(アニメ映画『竜とそばかすの姫』の歌・CVも担当)の曲、「そのいのち」にインスパイアされて、佐藤が書いたという新作舞台。
若い要介助の妻・花(Wキャスト)とその年の差夫、和清(佐藤)、そして介護ヘルパーの里見(宮沢)が、主な登場人物。
上辺は取り繕っていても実の親からも、世間からも見放されている花にシンパシーを感じていく里見。優しい時間の中で、花も徐々に里見や和清に自分の気持ちを吐露していく。しかしある出来事をきっかけに、穏やかだった3人の関係が徐々に狂い始めていく。
原作、監督を務めた映画『はるヲうるひと』でも、人間の奥底をえぐるような作品を作った佐藤ですが、宮沢りえさんとの共演で、どんな舞台になっていくのか、興味深いですね。
出演は、他に、花役のWキャストで、自身が障害を持つ俳優の、佳山明さん、上甲にかさん、などが出演。
関西テレビが企画制作の舞台で、11月に、東京、兵庫、宮城で公演されます。